

9月最初の週末、気持ちよく晴れ渡った日に開催された「Jazz in Nanjo」。
南城市文化センターで毎年行われる本ジャズイベントは、今年で6回目。屋内・シュガーホールと屋外・つきしろ広場では、国内外で活躍するアーティスト達が思い思いのステージを演出。子ども連れのファミリーや若いカップルなど多くの人が足を運び、さまざまな音楽で繋がるひとときを過ごした。

心の癒しとなるメッセージを歌い続けるディーバが、フルバンドを携えて沖縄上陸。
カラフルなワンピースを翻し、ジャズのスタンダードナンバーから、ロックやポップスをアレンジした曲まで、次から次へと歌いあげる。優しく、時に力強く響かせる歌声に、居合わせた観客がひとつとなって聴き入っていた。


オランダを代表するアルトサックスの名手が登場。ダンディな雰囲気と情感たっぷりのテクニックで、大人の魅力たっぷりに会場を沸かせる。開演前、会場の外で待つ観客の多さからも、その人気ぶりは伺えた。
クラシックからジャズ、フラメンコ、ポップスまで、幅広いジャンルの演奏で人々を魅了するヴァイオリニスト、Sayaka 。
躍動感あふれるラテンの音に合わせて、観客も手拍子やコーラスで参加。会場には心地よい一体感が生まれ、南国らしい情熱的な雰囲気を醸し出していた。


斬新なスタイルと短時間で描くライブペイントショーで話題のTakeshi Satoが、つきしろ広場に颯爽と登場し、大きな壁の上に筆やローラーを大胆に滑らせていく。
黒、白、グレイのコントラストで表現されたのは、今にも音楽が聞こえてきそうなバンドの姿。ステージの背景画として、イベントを盛り上げる大きな存在となった。
スティールパンの演奏でつきしろ広場を沸かせたのは、トリニダード・トバゴ出身のTony Guppy。東京や沖縄県出身のアーティストと共に、次から次へとカラフルな音を作り出していく。ゆったりとした雰囲気の中、個性的な演奏で沖縄の夕暮れを彩る。


オリジナリティ光るミックスで二度の夜をアツく盛り上げてくれたのは、DJ・大塚広子。
繊細かつ大胆な「黒いJazzのグルーヴ」であおられ、踊り出す観客の姿も。あつい夜をさらにアツく楽しませてくれた。
プロのジャズギタリストでありながら自らジャズバーを経営する城間。
ベース・西川勲、ピアノ・サトウユウ子と共に、オーセンチックでありながら、どこか遊びゴコロの効いた演奏で二日目の夕方を盛りあげた。


長い髪をなびかせながら、優しく包み込むような歌声でうっとりとさせてくれるakiko。聴かせるだけでなく、ワクワクしてくるようなアップテンポの曲でホットな夜を演出。
数々のアーティストから渡ってきた音楽のバトンを、しっかりと来年の「Jazz in Nanjo」へと繋いだ。
主催:南城市文化のまちづくり事業実行委員会
実行委員長:古謝景春
企画・制作:COTONOHA
オーガナイズ:ダリル・ミッチェル
