温和そうに見えて激しい性格だったり、大ざっぱに見えて繊細な神経を持っていたりというように、感情線は心の中を映し出します。

Aのように感情線が短い人は、冷静な判断で感情が流されることはありません。少しクールな印象を受けます。

Cのように感情線が長い人は感受性が強いタイプです。情熱家で嫉妬心が大きく、誰かを好きになると周りが見えずに突き進みます。

Bのように感情線が標準的な人は（中指と人差し指の間あたり）、内面的に感情のバランスが取れている人です。

感情線は線の長短や形などにより、どのような恋愛をするかといった「恋愛パターン」もわかります。感情のもつれから、人間関係が壊れていくことが多いこの世の中、感情線をしっかりと理解して、客観的にみる事ができれば人間関係もうまくいくでしょう。

感情線に支線が多く、乱れている。逆に支線がほとんどなく乱れがない。

Aのように感情線に支線が多く乱れているタイプは、感受性が豊かで物腰・言葉遣いもやわらかく、性的な魅力に満ちている。しかし乱れすぎると異性への興味が大きくなり、恋愛が派手になりやすいので浮気・不倫に注意です。

Bのように支線がほとんどなく、乱れのない感情線を持つ人はさっぱりした性格で、細かいことは気にしないタイプです。言葉がストレートすぎて、他人を傷つけてしまう場合があるので気をつけましょう。

小指の下から4分の1の位置を標準Bとして見ます。

A：標準より上に起点がある→感情的、激しい性格、物欲が強い。

C：標準より下に起点がある→クールな性格。冷静で客観的に判断ができる。

A：生命線は生命力、生きる力、バイタリティーを見ます。大きくカーブを描くと良いでしょう。

B：知能線は直線的で、第1火星丘に向かっています。物事を現実的に捉え、実行力があり、数字に強いタイプです。商才に長けています。

C：感情線は標準より下の起点より出て、人差し指に向かっています。誰に対しても公平・平等に接し信頼の得られる人柄です。

D：運命線は生命線の下から昇っています。運命を自ら切り開くタイプです。

E：向上線は、流年法では20代を表します。目標に向かって努力することを意味します。

F：仏眼相があると、記憶力・暗記力に優れ、要領良く試験をこなします。

○計数能力、サービス精神、柔軟性、社交性、積極的、バイタリティーを備えた、信頼される人柄が活きる職業に向いています。税理士、経営コンサルタント、公認会計士、銀行員、証券マンなどが良いでしょう。