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  1. TORICOLUMN 3・4 知っておきたい島魚図鑑

トリコガイド沖縄

TORICOLUMN
トリコラム

TORICOLUMN 3・4
知っておきたい島魚図鑑

極彩色に惑わされることなかれ。
見た目に反して、その味は淡白で上品な島魚たち。
本州では見かけない珍しい魚を食べ比べよう。

マクブ

  • 和名:シロクラベラ
  • 目・科名:スズキ目・ベラ科
  • オススメの食べ方:刺身、マース煮、味噌汁

沖縄の3大高級魚のひとつ。薄味の料理によく合う。体色がしっかり濃いもの、目が澄んでいるものがよいとされる。

フカヤービタロー

  • 和名:ハナフエダイ
  • 目・科名:スズキ目・フエダイ科
  • オススメの食べ方:塩焼き、煮付け、バター焼き

ピンクがかった色が美しい魚。イノービタローより淡白で身は軟らかい。バター焼きで味わうのがおすすめ。

ガラサーミーバイ

  • 和名:イシガキダイ
  • 目・科名:スズキ目・イシダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、マース煮、味噌汁

石垣のような見た目から、イシガキダイとも呼ばれる。大きいものほど脂がのっていて美味しい。

アーガイイラブチャー

  • 和名:ヒブダイ
  • 目・科名:スズキ目・ブダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、あんかけ

浅瀬に生息するため潜っても網でも捕れる、釣り人にも人気の魚。あんかけがおすすめ。

オニダルマオコゼ

  • 和名:オニダルマオコゼ
  • 目・科名:カサゴ目・オニオコゼ科
  • オススメの食べ方:刺身、唐揚げ、味噌汁

背びれには毒があるため調理の前に背を取ることが必要。肝類を茹でて醤油で食べても美味しい。

アカジンミーバイ

  • 和名:スジアラ
  • 目・科名:スズキ目・ハタ科
  • オススメの食べ方:刺身、煮付け、マース煮、バター焼き、味噌汁

浅瀬に生息するものは茶色っぽく、深海に近いほど鮮やかといわれている。身は締まっていて鯛のような食感。

エーグヮー

  • 和名:アイゴ
  • 目・科名:スズキ目・アイゴ科
  • オススメの食べ方:マース煮、バター焼き

沖縄ではマース煮やバター焼きで登場する庶民的な魚。背びれに毒がある。25㎝ぐらいの大きさがベスト。

ヤマトビー

  • 和名:ニセクロホシフエダイ
  • 目・科名:スズキ目・フエダイ科
  • オススメの食べ方:塩焼き、煮付け、バター焼き

浅瀬に生息し、珊瑚を食べる。イノーは珊瑚礁という意味。大きくならないので煮付けやバター焼きが◎。

アカユー

  • 和名:トガリエビス
  • 目・科名:キンメダイ目・イットウダイ科
  • オススメの食べ方:マース煮

名前通り真っ赤な体と尖った唇が特徴。小さくても脂がのっていることが多く、身は甘め。マース煮がおすすめ。

アバサー

  • 和名:ハリセンボン
  • 目・科名:フグ目・ハリセンボン科
  • オススメの食べ方:唐揚げ、味噌汁

ハリセンボン。背中にハリがついているので扱いに注意。ニガナ(苦菜)などとともに味噌汁に入れると美味。

ゲンナーイラブチャー

  • 和名:ナンヨウブダイ
  • 目・科名:スズキ目・ブダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、あんかけ

鮮やかな色や頭のコブ、くちばしのような口が特徴的なユニークな島魚。白身魚で味は淡白だが、独特の香りがする。

タカバーミーバイ

  • 和名:ツチホゼリ
  • 目・科名:スズキ目・ハタ科
  • オススメの食べ方:刺身、煮付け、味噌汁

無骨なかたちをした大きめの魚だが刺身、味噌汁などの汁物、バター焼き、煮付けなどどんな料理にも適している。

ミミジャー

  • 和名:ヒメフエダイ
  • 目・科名:スズキ目・フエダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、マース煮、バター焼き

どんな料理にも適した島魚で煮付けが一般的。名前の由来はエラ近くの突起が耳のようだからという説がある。

ハンゴーミーバイ

  • 和名:アカハタ
  • 目・科名:スズキ目・ハタ科
  • オススメの食べ方:煮付け、マース煮、味噌汁

真っ赤な目と体が特徴。ミーバイと名のつく魚はさまざまな種類がいる。あまり身が取れないので刺身には不向き。

グルクン

  • 和名:タカサゴ
  • 目・科名:スズキ目・フエダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、塩焼き、唐揚げ、バター焼き

一般的にはタカサゴと呼ばれる。グルクンには、ほかにも7 種類ほどが存在する。食べ方としては唐揚げが人気。

アカマチ

  • 和名:ハマダイ
  • 目・科名:スズキ目・フエダイ科
  • オススメの食べ方:刺身、中華蒸し、味噌汁

沖縄の3 大高級魚のひとつ。キレ長のしっぽが特徴で、中華蒸しや湯引き後に皮付き刺身で食べるのがおすすめ。

オジサン

  • 和名:ホウライヒメジ
  • 目・科名:スズキ目・ヒメジ科
  • オススメの食べ方: 刺身、塩焼き、煮付け、マース煮、バター焼き、味噌汁

特徴的なアゴのヒゲを使い砂を掘ったり、砂の中の小動物を捕食したりする。塩で煮る沖縄料理、マース煮が◎。

アサヒガニ

  • 和名:アサヒガニ
  • 目・科名:十脚目・アサヒガニ科
  • オススメの食べ方:蒸し物、茹でる、味噌汁

深海に生息するカニで、身には甘みがあり、蒸し物がおすすめ。また、ダシを染み込ませたカニ汁なども◎。

シャコガイ

  • 和名:ヒメシャコガイ
  • 目・科名:マルスダレガイ目・シャコガイ科
  • オススメの食べ方:刺身、寿司、煮物

刺身や寿司として食べられることが多い。肝には利尿作用があるとされ、沖縄では薬として使われることも。

ヤコウガイ

  • 和名:ヤコウガイ
  • 科名:古腹足目・サザエ科
  • オススメの食べ方:刺身、炒め物

カラフルな貝殻が特徴。食感はコリコリしているが軟らかい部分もある。刺身や炒め物でいただくのがおすすめ。

セミエビ

  • 和名:セミエビ
  • 目・科名:エビ目・セミエビ科
  • オススメの食べ方:刺身、塩焼き、バター焼き、味噌汁

わらじのようなかたちから、ワラジエビとも呼ばれる。身は従来のエビと比べてしっかりとしていて少し硬め。

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