マラソン好きからヨガインストラクターへ

沖縄に来る前は、ドイツの大手スポーツメーカーに就職して、東京で働いていました。その頃はマラソンが大好きで、マラソンばっかりしていて・・・那覇マラソンも出ましたし、フランスやニューヨークなどの海外のマラソン大会にも出場するくらい走っていました。
そのころ、ふとしたキッカケでヨガに出合いました。マラソンは「動」の動くスポーツですが、ヨガは、なんでこんなに静かなんだというくらい「静」の動きで、そういう部分にも惹かれて、勤めながらヨガのインストラクターの学校に通い、いろんなヨガ教室にいってみたり、有名な先生に教えてもらったりしながら勉強しました。
私は東京の生まれですが、父が沖縄生まれで、小さい頃から沖縄にはよく来ていたんですけど、ちょうど沖縄に来る機会があり、ヨガ教室の講師のオーディションがあるというので、受験して今にいたります。

身体の変化と共に心の変化に気づけるヨガ

ヨガには何種類かの流派があります。ハタヨガやアイアンガーヨガ、すごく動くヨガもありますし、ホットヨガのように室内を暑くした場所でやるヨガもあります。
うちの教室に来るのはご近所の方が多いですよ。ジャージできて、レッスンしてそのまま帰る方もいれば、仕事帰りに寄る方もいらっしゃいます。
ヨガの魅力は、身体の変化が自分でわかることですね。
身体の変化と共に心の変化に気づけます。ヨガをやる前と終わった後、どんな気持ちなのか感じられると思います。心に向き合うという作業は難しいけれど、そこを追求していくのがとても楽しいです。

補助具でサポートしつつ自分の体調に合わせてレッスン

レッスンにいらっしゃる方はヨガを初めてやる方も多いですが、1ヵ月～2ヵ月と続けていくうちに目に見えて柔らかくなっていきます。男性の方もいらっしゃいますし、マタニティの方でも補助具を使いながらレッスンできます。今までの最高齢は80代の方。健康で前向きな方であれば大丈夫です。
レッスン代金は1回ずつの料金となっていますので、自分のペースで続けられます。ヨガの教えの中に「他人の物や時間を盗んではいけない」という教えがあります。月謝にしてしまうと、振替したり、続けられなくて結局やめてしまったり、続けられなくなることも多いかなと。

身体が硬いから・・と心配される方もいらっしゃいますが、私のレッスンではなるべく補助道具を使うようにしています。足先に手が届くようにひもを使ったり、座れない方にはブロックに座ってもらったりして、どなたでもできるようにレッスンを進めています。

レッスンの前にはお酒を呑んだり入浴後はやめた方がいいですね。 食後でも2時間は間をあけた方がいいです。身体をねじるようなポーズもあるので、胃に食べものがあると内臓に負担がかかってしまいます。服装も動きやすくて身体を締め付けないものがいいですね。
最後に足湯をするので、靴下を履いていれば脱いでもらっています。温かいお湯に足をいれて寝転がって、私が瞑想の言葉をかけながら瞑想タイム。夜ヨガの中でも一番のリラックスタイムです。